2013年明けましておめでとうございます。

昨年は、一昨年と同様、過去の法則が通じない状態になったと感じております。昨年末に日本を代表する大企業が大幅赤字に転落する一方、買収され経営陣が変わった企業があっという間に黒字回復するというニュースも入ってきました。黒字回復した企業では、既存の考えにとらわれず、商品開発を進めたことで活気を取り戻したと聞いております。自己を振り返ると、既存にとらわれず、サロン様、お客様に良い製品・サービスをご提供できたか、また、新たな空気を送り込めたかを考えるとなかなかできておらず、恥ずかしい気持ちになります。特に、美容界における「美」を再定義し、既存のヘアケアだけでない商品・サービス群の提供が必要だと強く感じております。

今年は、昨年と同様、「徹底」、「グローバル化」、「空白への参入」を考えています。第一に「凡事」の「継続・徹底」の強化です。昨年、他業種で成功されている方々の話を伺ったところ、共通して「凡事」の「継続・徹底」をお話していました。例えば、お客様のニーズの把握、お客様のための提案、整理・整頓の実施、お客様への笑顔での挨拶など…。「凡事」を継続する事の重要性を全員で再認識し、継続実施していきたいと考えます。
一方、昨年に続けて様々な業会内外の協力会社と共に面白い「種」を見つけてきました。これらの「種」を元にいかに早く、国境を問わず実行することで、今までに埋められていない「空白」部分を埋めたいと考えます。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

(株式会社女性モード社 月刊 美容界2013年1月年頭アンケートより一部修正・追記)

 

2013年1月

株式会社オゼキヤ
代表取締役

森 忠夫